【本】『死ぬこと以外かすり傷』
まず、「はじめに」でやられた。
・おっさんが言うことはすべて聞かなくていい。その代り、誰よりも動け。
・何をやりたいか、何をやっているか、明確に答えられる人間であれ。
・狂え。生半可な人間が何も成し遂げらえないのは、いつの時代も変わらない。
本編が始まっていないのにとてつもない熱量。
これは読み切らねば、今読み切らねば、と1度も閉じずに読み切りました。
読み進めるが全然熱量が衰えない。それどころか増していく。
箕輪さんがいかにやりたいことをやってきたか、どれだけ狂いながらやりたいことをやれるようにしてきたか、その片鱗に触れられる1冊。
以下、心を打ちぬかれた箇所。
「3歳児レースに勝ち残れ」
・世の中にインパクトを与える人は、3歳児にように本能丸出し、好奇心むき出し。やりたいことをすぐ実行に移せる。
・一方、多くの人が学校に洗脳され、会社に飼われ、常識という概念を植え付けられ「ありのままの自分」を捨てる。破天荒な人生は小説や映画の主人公に任せ3歳児レースから脱落していく。
・テクノロジーの変化がかつてないほど速い今の時代において、強いのは圧倒的に前者。
なにも疑問を抱かず学校教育を受けてきて、いい大学に行っていい会社に入るのが良いことだと思っていました。
(ようやく最近違うと思い始めてこの本を手にしたわけですが)
志望してた会社に入り今の仕事に不満はないですが、一体何年本能丸出しになっていないんだろう。熱狂的になにかにはまっていないんだろう。これが大人になることだと思っていましたが、「ちげえよバカ!周りに飲まれてんじゃねえ!」と言われた気分。
30代だからって、妻子持ちだからって、「自分の楽しい」に蓋をして世間でいうところの「落ち着く」って状態になる必要ないですね。
もっと楽しも。
「ブランドを稼げ、未来を稼げ」
・金を稼ぐだけが仕事ではない。金以外のものを稼ぐことに意識的であれ。
・会社の信頼と実績、設備は会社員であることのメリット。個人では成しえないスケールで動くことも可。
・会社ではメリットを享受しつつ、自分のブランドを稼ぐ。
個人的にはこの話が一番衝撃。
今の2、3倍の収入が欲しいと考えたときにサラリーマン辞めるしかないと考えていましたが、こういう方法もあるのか、と。
やりたい仕事がやれているし、自己実現にもつながっているので今の仕事を辞めたくない。でももっと収入欲しいなと思っていたので、1つの答えをもらえました。
業界では名の売れた会社なので、それこそ社内で実績を積めば自分自身のブランド力も高まるはず。
資格取得講座とか同じ業界を目指す後輩へのアドバイスとか、色々サロンのネタもあるな。
ブランド力向上に狂お。
「努力は夢中に勝てない」
・やらされるのではなく、好きなことをやれ。
・今ほど挑戦する人が楽しい時代はない。死ぬこと以外かすり傷と叫びながら、ただ狂え。
やってやります。