【土木】小口径鋼管杭
土木と言いながら建築だ。
家の近くで小口径鋼管杭が打たれていました。
10月の宅地系の資格試験に向けて、ちょうど杭だの基礎だのの勉強をしていたので、思わずパシャリ。
地面からにょきにょき生えてるやつです。
こいつの役割は、この上にできるであろう家を支えることです。
地面って普段歩いているくらいでは気にならないかもしれないけど、柔らかいやつは柔らかいのです。
人間の体重の10倍とか100倍とかの重量が乗ると、圧縮して地面が沈下してしまうのです。
大概ちょっとやそっとじゃ圧縮しない硬い地盤が地中深くにあります。
そこまで杭を打ち込んで家を支えてやることで、傾かない家に安心して住めるわけです。
※なんでもかんでも杭の上に乗せれば良いというわけでなく、家を支持するのに十分良い地盤であれば別のもっと安価な方法があります。気が向いたら書きます。
プリンの上に積み木を置くと、ちょっとプリンはへこみますよね。
でもプリンの容器の底まで届くよう短く切ったストローを4、5本刺して、その上に積み木を置けば、ストローが積み木の重さを負担してプリン自体はへこまないわけです。
これと同じ話がもっと大きなスケールで起きているわけです。
自分の勉強も兼ねて街で見かけた建設物も今後紹介していきます。